キャットフードの原材料(魚油)

愛猫の食事にはタンパク質が欠かせませんが、その他にもビタミンやミネラルなど様々な栄養素が必要です。キャットフードの中には、愛猫の健康を考えた成分が多く含まれています。今回は、その中のひとつ、「魚油」について考えてみます。

魚油とは、文字通り魚から抽出した油です。近海で多く獲られる「サンマ」「イワシ」「ニシン」などの価格の安い魚を利用しています。しかし、価格が安いといっても成分には変わりがありません。

油脂は、いくつかの「脂肪酸」が組み合って、栄養的には「脂質」に分類されます。牛脂や豚脂のような動物性の油脂には、「飽和脂肪酸」が多く、植物油や魚油には「不飽和脂肪酸」が含まれています。

魚油には、特にオメガ3不飽和脂肪酸が多く、その代表的なのが、「DHA(ドコサヘキサエン酸)」と「EPA(エイコサペンタエン酸)」です。オメガ3不飽和脂肪酸は、血行中の中性脂肪値を下げる効果が認められています。また、アレルギー反応を緩和したり、最近では認知症予防にも効果があると報告されています。

一般的には魚油の30%に「DHA」「EPA」が含まれていると言われますが、魚の種類によって含有量が異なるので、明確な数字ではありません。

また、魚油は酸化しやすいので、品質を保つためには抗酸化物質が必要となります。ビタミンEなどの自然由来の抗酸化物質であれば問題はありませんが、発ガンが指摘されている「BAT」「BHT」「エトキシキン」などの添加物には注意が必要です。

「DHA」「EPA」は、胎児の神経細胞の細胞膜の構成成分として働くため不可欠なものです。さらに、子猫の脳や神経系の発達をサポートする効果も認められています。妊娠授乳期や子猫用のキャットフードには、魚油が入っているのは、このような理由があるからです。

このように、魚油は愛猫の健康維持にとっても大切なものです。栄養のバランスや添加物などに注意して、より良いキャットフード選びを実践して下さい。

(引用元)
キャットフードに含まれている油脂
http://www.gopaintedponies.com/oil.html
おやつはどんなものがいい?
http://www.aaronjae.com/oyatu.html