キャットフードの原材料(小麦)

キャットフードの原材料に、「小麦」と記載されているものが多く見かけられます。しかし、小麦は猫には良くないという意見を多く耳にします。その理由は何でしょうか?

大きな理由は、猫は小麦などの穀類を上手に消化できないということです。実際、犬よりも2.5倍ぐらいデンプンの吸収量が劣っています。小麦にはデンプンが多く含まれているので、消化が十分にできず胃腸に負担をかけてしまいます。犬用にパンのおやつはありますが、猫用のパンはありません。ネコちゃんの特性を知っていれば、猫用のパンをつくる人はいないでしょう。

また、小麦のデンプンは糖質なので、消化されない糖質は体内に吸収されてしまいます。つまり、肥満になるリスクが高くなります。

このように愛猫に良くない小麦がキャットフードに使用されているのはなぜでしょうか?

よく言われている理由は、「かさ増し」です。小麦の量を増やすことでキャットフードの価格を下げることができるのです。確かに、激安のキャットフードにはこのような傾向があります。しかし、メーカーが小麦を使用する理由は、それだけではありません。

ひとつは、吸収力の良さです。多くのキャットフードメーカーで使用している穀類は、適切に加工されています。小麦からつくられるタンパク質は、余分な脂肪や食物繊維が取り除かれてます。その結果、90%の吸収率を実現しているメーカーもあります。この90%という吸収率は、生の豚肉よりも高いものです。

また、加水分解されたタンパク質は、筋肉を増やしたり免疫力を高める効果があります。実際、アスリートやボディビルダーの多くは、加水分解されたタンパク質が含まれたサプリメントを愛用しています。

このように、多くのキャットフードメーカーが小麦を使っているのには理由があります。単純に「小麦は猫に良くない」と思うのは過ちです。穀物を使用していないプレミアムフードもありますが、価格が高く毎日の食費としては負担が大きいでしょう。

何が本当に危険なのかをきちんと理解して、愛猫の体に良くないものだけは避けるようにすることも大切です。

(引用元)
キャットフードの原材料 小麦
http://www.rb-e.com/gfx/Mustek_1200_UB_Plas.php
キャットフードと炭水化物
http://www.aegiscorp.com/carbohydrate.html
成長期の猫用キャットフード
http://www.catilin.com/nag.html